New York City Department of Sanitationによると、ニューヨーク市でもっともゴミのリサイクル率が高い地域はマンハッタンのトライベッカで、リサイクル率は27.9%。それに次ぐのがブルックリンのパークスロープで、収集されたゴミのうち27.1%がリサイクルされています。

統計方法の違いなどがあるので一概には言えませんが、日本のゴミリサイクル率が確か約20%であることを考えると、これは結構よいの数字のように思われます。

リサイクルやサステナビリティ(sustainability) の向上はグリーン・リビングを実現する上での大きなキーコンセプトなわけですが、最近は家探しの色々な場面でもこれらの言葉がよく聞かれるようになりました。

例えば、U.S. Green Building Council が推進するLEED (Leadership in Energy and Environmental Design)はそのひとつであり、環境に配慮したビルディングに対して、その度合いに応じ、サティファイド、シルバー、ゴールド、プラチナの4段階の証明書を発行する仕組みです。

LEEDには、商業施設や学校、住宅などの新規開発から、既存のビルに対するものまで、様々なカテゴリがありますが、例えばブルックリン内でいうと、Clinton Hill にあるデザインスクールであるPratt Instituteの新しいビルや、Red HookにあるIKEA、また住宅開発で言えば、マンハッタンブリッジに近いFlatbush 沿いにある高層コンドTorenや、最近でいえばCarroll Gardens にあるThird + Bond などがLEED Certification を取得したプロジェクトとなります。

LEED GOLDのビルに住みたくて探している・・・という人にはまだあったことはありませんが、例えば今後はほとんどがリサイクルマテリアルを使って作られた開発などというのも出てくるかもしれませんし、ニュー・デベロップメントを購入する際にこのような指標を少し気にかけてみるというのも大切な視点かもしれません。

でもふと考えてみると、ニュー・デベロップメント以外の物件、つまりすでに建てられている物件を購入する、例えばPre-War ビルディングを購入してクラスというのは、言ってみればリサイクリングなんですよね。

その意味では、ブルックリンやマンハッタンのビルディング・リサイクリング率は非常に高いわけで、環境だけではなく歴史や街並みや人の気持ちや・・・多くのものを守りながら暮らす、これも一つのグリーン・リビングなのだろうと思った次第です。