ラテ・ファクターを見つける。

11/09/2013 / 21:45
ラテ・ファクターを見つける。

先日あるクライアントの方が「ラテ・ファクターを中々なくすことができないんですよね・・・」という話しをされました。

「ラテ・ファクター」というのは、気がつかないような小さな出費が毎日重なることで結果的に長期的には大きな額となっている現象とそこに潜む機会損失のことをさします。

もともとはコーヒーより高額なカフェ・ラテを、毎日の生活習慣としてのみ続けた場合の出費・・・というところから来ている言葉ですが、同じ意味で色々な事柄に当てはめることができます。

例えば、Aさんは毎日会社にお弁当をつくって持ってきているとします。お弁当を作るコストは毎日$5ドルです。これに対しBさんは、毎日マンハッタンのレストランでランチを食べているとします。

Bさんのランチは10ドルのときもありますが、ちょっと高級なランチを奮発し25ドルのときもあり、平均すると$15となります。

つまりBさんはAさんに比べ毎日10ドル余分にランチ代を支払っているわけで、Bさんのラテファクターは、1日10ドル、1ヶ月で200ドル、1年間で2400ドル、10年間で2万4千ドル・・・ということになります。

BさんはAさんよりも、10年間で2万4千ドルを多く支払っているわけですが、Bさんが失っていたものは、実はこの2万4千ドルだけにとどまりません。

というのも、Bさんが毎日15ドルのランチを食べている間、Aさんはがんばって毎日お弁当を作っていたわけですが、それだけではなく、毎日10ドルのラテ・ファクターを年利5%の投資にまわしていたとします。

するとその結果、10年後にAさんが手にするお金は、約$3万1千ドルになります。

つまり、2万4千ドルを失ったBさんと、$3万1千ドルを手にしたAさんとの間には、実に5万5千ドルの開きができた・・・ということになるわけです。

ラテ・ファクターは、習慣化している毎日の支出を減らすということにも使えますし、例えば賃貸がいいのか購入がいいのかということにもそのまま当てはまり、「少し長期的に人生設計を考えよう」と思ったときには重要な考え方の一つになります。

ラテ・ファクターではいわゆる「お金持ちになる方法」的な本の著者であるDavid Bachが有名です。彼はこの言葉を商標登録しているようで(もともと彼がこの言葉を作ったのかどうかはわかりませんが)、数多くの書籍やHPのなかで解説しています。

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