ブルックリンのクルマ事情。

10/03/2017 / 08:00
ブルックリンのクルマ事情。

紅葉もはじまり秋を感じさせる日が続いているニューヨークです。

マンハッタンでの物件購入を検討する場合、クルマを所有するかどうかというのはほとんど検討要素になることはありませんが、ブルックリンとクイーンズの場合、クルマの所有を検討することは、エリアや物件、そしてライフスタイルを考える上で大きな要素になることがよくあります。

クルマの維持コストが非常に高いマンハッタンに比べ、ブルックリン・クイーンズでは比較的リーズナブルである上、ブルックリン・クイーンズではクルマがあったら生活がさらに便利になるのではないかというわけです。

確かに例えばマンハッタンでクルマを維持する場合、路上駐車はほとんど不可能です。結果としてコマーシャルパーキングを借りることになるわけですが、月極駐車場の費用はエリアにより差はあるものの平均500ドル程度かかります。

安いところでは400ドル代、高いところでは900ドル前後、しかもこれは最も安い条件(小型車で1日に何度も出し入れしない場合など)の場合の料金です。

また、自分で勝手に出し入れできる駐車場はまずなく、ほとんどがいわゆるValet Parking、つまり、係りの人がクルマを出し入れしてくれるタイプであり、しかもクルマを使う場合には事前に連絡を入れておかなければならない・・・などのルールがあります。

また実際には基本料金に加え、クルマのサイズによって追加料金がかかる上、その上にさらに駐車場税 (Manhattan Resident Parking Tax Exemptionが認められた場合で10.375%)がかかります。

つまり例えばマンハッタンでSUVを持つとすれば、例え基本料金が$500ドルだったとしても、実際にはおおよそ$700ドル前後の料金を駐車場に支払わなければならず、これに加えクルマのリース/ローン、保険代などを考えると、多くの人にとってマンハッタンでのクルマの所有は現実味がないという話になるわけです。

実はブルックリン、クイーンズでもコマーシャルパーキングの事情は似たり寄ったりなのですが、価格はブルックリンで$250-$350、クイーンズでは$250前後のパーキングが多くあり、マンハッタンに比べて少し現実味があります。

しかし何と言っても、ブルックリン・クイーンズでは路上駐車がしやすいことがクルマ所有を検討する大きな理由ではないでしょうか。

もちろん人口密集地域では路上駐車の競争率は非常に高くなりますし、ダウンタウンブルックリンやLIC(ロングアイランドシティー)など高層ビルが立ち並ぶエリアでは駐車規制のため路上駐車でのクルマ保有は現実的とは言えませんが、エリアを選べば路上駐車で十分にクルマが保有できる場所は多くあります。

特にAlternate Parking Ruleが週に1回のみの適用されるストリートがあるエリアは、週末のみのドライバーにとってもクルマを維持しやすい環境と言えます。

もちろん高級車を持たれていて路上駐車に抵抗がある場合はコマーシャルパーキングを利用することになりますが、ニューヨークでは高級車の路上駐車はかなり一般的な気がします。

UberやLyft、Zip CarやCar2Go、それに加えてCiti Bikeが復旧したブルックリンでは、クルマがなくても全く問題なく生活はできるため、クルマを持つか持たないかは、費用対効果とライフスタイルをよく考えて決める必要がありますが、少なくともマンハッタンよりは検討する価値はありそうです。

自動車を持つことのプラスとマイナスやエリアによる駐車のし易さし辛さなど、より具体的な話やご質問はいつでもご連絡ください。

※写真はキャロルガーデンの住宅地路上に停めてあったポルシェ。近隣にコマーシャルパーキングはなく同じブロックにはBMWやメルセデスが停められていました。

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Author Photoニューヨーク不動産のスペシャリストとして大手不動産会社コーコラン(The Corcoran Group)に勤務する傍ら、ブルックリンでの日本語子育て支援活動にも奔走する松本哲夫の個人ブログ。About me

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