頭金(以下ダウンペイメント: Down Payment)は住宅ローン(以下モーゲージ)を利用する際に必要となる、物件の値段の中で自分自身が現金で用意しなければならない部分のことを指します。

ダウンペイメントは、購入金額に対するパーセンテージであらわすことが多く、例えば物件の価格が$500,000ドルの場合、ダウンペイメントを20% にするといえば、$100,000ドルを自分自身が現金で用意し、残りの$400,000ドルをモーゲジで支払うというような具合です。

そして「いったいどの程度ダウンペイメントを用意する必要があるのか?」ということですが、まずコンドを購入する場合には最低20% のダウンペイメントを用意することをオススメします。これは20% 以下のダウンペイメントでモーゲージを利用した場合には、モーゲージインシュアランス(PMI: Private Mortgage Insurance)の費用が毎月の支払いに生じてしまうためで、これが結構馬鹿にならない額だからです。

この不必要な出費を避けるためにも、またよいレートのモーゲージを利用するためにも、コンド購入の際には20%のダウンペイメントが基準となります。

これに較べ、コープやタウンハウスの場合には少し事情が異なり、例えば、コープの中にはダウンペイメントが50%以上、あるいは現金購入以外は許可しないという物件もありますし、タウンハウスの場合には物件の種類や状態によりモーゲージそのものが組めないという場合もあり、より多くの現金が必要となるケースが多くあります。

ダウンペイメントはマイホーム購入プロセスの中で大きな現金出費ですし、その他の費用も含め、購入プランを描く段階で出来るだけ全てをクリアにしておく必要がありますので、具体的なご相談はいつでもお気軽にご連絡ください