お子さんがいるご家族で暮らすためのアパートを探す際に最も重要なことはなんといっても安全であることです。アパートのロケーションはもちろんのこと、アパートのビル、共有スペース、部屋のつくり、全てが子供にとって安全であることが重要です。

レンタル(賃貸)の場合、部屋のつくりや構造はテナントの自由で変更できることは稀ですので、契約をする前に十分に確認する必要があります。

<お子さんが3歳以下の場合>

  1. とにかく安全だと感じる場所であることを優先する。
    • これはもう言うまでもありません。どのエリアが安全かというのは全くもって各ご家庭の判断になりますが、安全面での安心感は全ての生活の基本であり、お子さんがいる場合には特に気をつけ、他を削ってもここの部分で妥協しないようにしたいものです。
  2. ドラッグストア、グロサリーストア、スーパーマーケットが徒歩圏にある。
    • 熱さましがない、粉ミルクがなくなった・・・など、特に24時間体制でのケアが必要な新生児などの場合には重要です。
  3. ブラウンストーンは選ばない。できれば大型の新築物件。
    • ブラウンストーンはアンティークビルディングであり、誇りっぽさや冷暖房設備、窓からの冷気などを考えると避けたほうが無難です。また入り口のドアが非常に重く開け閉めが容易ではない上、入口前にいきなり階段があることも多いため、ストローラー(ベビーカー)を持っての出入りが不便です。
  4. エレベーターがない物件の場合には2階まで。
    • 体力がある方は何階でもOKだと思いますが、通常は3階以上だと子供とストローラーを持っての昇り降りがかなり大変になります。
  5. クルマがある場合いは駐車のしやすさを確認する。
    • 路上駐車が基本ですがエリアによっては駐車スペースを探すのが困難な場合があります。また道路清掃の時にはクルマを移動させる必要がありますので、事前にその曜日や時間の確認をするのが無難です。
  6. 最寄の地下鉄駅にエレベーターが付いているかどうか確認する。
    • 地下鉄の駅にエレベーターがあるかどうかというのはかなり大きなポイントで、これが歩かないかで出不精になるかどうかが決まるという噂もあります・・・。
  7. 近くに公園がある。
    • 公園は子供にとっても大人にとっても社交の場。素敵な公園デビューをさせてあげるためにも徒歩圏によい公園があることは重要です。

<お子さんが3歳以上の場合>

4歳になる秋から始まるPre-Kのことを考えるとSchool District(学区)はアパート選びの非常に重要な要素になってきます。

  1. いくら目的の学校のSchool District 内に住んでいたとしても、一般的なZone Priority の学校の場合、その学校のZone 内にいないと意味がありません。学校のZoneに関しては、http://insideschools.org/ などでチェックの上、最終的には各学校に問い合わせて御確認ください。
  2. 同じような子供たちが周りにいるかどうかを確認する。
    • 公園に一日いると、その近所にどのような人たちが住んでいるのかがよくわかります。同じような子供たちのは多くいるのか?ママが直接面倒を見ている子供と、ナニーさん(ベビーシッターさん)が面倒を見ている子供の割合はどうか?など、是非実際に目で見て
  1. 子供のためのアクティビティーに対するアクセス。