台風一過と自転車と。
秋風を感じる気持ちのよい毎日が続いている台風一過のニューヨークです。
ここ最近のニューヨークは市のキャンペーンも手伝い、街はバイク(=自転車)で溢れています。とくに走っていて気持ちのいい道が多い上、自宅に自転車を置いておく場合でも比較的余裕があるブルックリンでは、バイクをライフスタイルに組み込んだときの暮らしの広がり、気持ちの広がりはマンハッタン以上ではないでしょうか。
バイクのある暮らしを考えたときに外せないのは「どこにバイクを置くか?」ということですが、ニューヨークタイムスのこの記事、In N.Y. Apartment Buildings, Bicycles Muscle Inにもあるとおり、近年のバイク人口の増加に伴い、バイクストレージがついているバイクフレンドリーなー物件は増加傾向にあります。
バイクストレージには、写真にあるような一台一台、個別に駐輪できる壁掛けタイプ、同方式のフロアタイプ、そしてフロアに単にチェーンで固定留守ためのポールやバーを設けただけのタイプがありますが、やはり個別に駐輪できるタイプがベスト。中でもフロア上で個別管理できるタイプが毎日の出し入れという意味では便利なのですが、これは最も敷地面積が必要となタイプなためあまり見られないようです。
また記事中では主に新築物件の例を挙げていますが、新築以外の物件でも地下のスペースをバイクストレージに作り変えている物件は多く、実はボク自身が住むPre-War コンド(戦前に建てられたビルのコンドミニアム)もその1つ。オーナーは$50のセキュリティデポジットを払えば、バイクストレージの鍵がもらえ、自分のバイクを駐輪することが可能。
もちろんボク自身も利用していますが、残念ながらうちのビルのストレージは、バイクを自分のチェーンで固定するタイプ。でも狭い部屋の中にバイクを置くことを考えると(というか考えられませんが・・・)ないよりあったほうが圧倒的に便利です。
実際、フィットネスジムやプールにドアマンなど、フル装備のアメニティを誇る新築のコンドミニアムが人気の一方、管理費を押し上げる原因となるそういったアメニティは一切要らないけどバイクストレージだけは欲しい・・・という層が確実に増えているのを、バイヤーの反応からも強く感じます。
このブログのタイトルにもバイクを使っていますが、相性のいいバイクとブルックリンの関係だけに、それを最大限にエンジョイするためのバイクストレージはぜひ確保したいところです。