このところさえない天気が続き、冷え込む日もあったのですが、今日はちょっと暖かめな秋のブルックリンです。
昨日オフィスのミーティングがあったのですが、実はうちのオフィスは月に数回は新しい開発や注目の物件の中でミーティングを開きます。
ネットが非常に発達してる不動産業界ではありますが、写真と間取り図から想像する物件と実際に見る物件が全く違うというのは不動を見る際の常であり、我々エージェントにとって、実際の物件を見るというのは非常に重要な仕事の一つ。
もちろんボクも含め各エージェントは多いときでは週に10件以上の新しい物件をチェックしに行きますが、それとは別にこうして全員で集まり、物件についてのディスカッションや情報収集をするわけです。
さて、そして今回ご紹介する物件が昨日ミーティングを行った会場でもある、この144 N 8thです。
アドレスを見ただけでワクワクしてくる方はかなりのウィリアムズバーグ通。以前から注目されていたベッドフォードアベニュー駅前に作られている超一等地コンドミニアムです。
ボク自身は実はこのミーティングの前にすでにブローカープレビューとして物件をチェックしにいっているので、この日は2回目だったのですが、とにかくスペシャルなコンドです。
場所は既に書きましたがウィリアムズバーグの中心であるベッドフォードアベニュー駅の目の前。駅の出口をでてイーストリバー方面を見上げると一際目に付く12階建てのビルがこれです。
実際の建物ですが、1階と2階部分は、North 7th St からNorth 8th Stまでの1ブロックをまるまる跨ぐ非常に広い面積の建物。美しいロビーにあわせ、有名レストランやショップが入る予定です、
住居部分はこの1階と2階部分の建物の中心部に、ストリートから大きくセットバックした形で上に建てられています。
そしてなんと驚いたことに、2階部分にはまるで公園のような芝生の庭&コミュニティーガーデンが作られており、その広さはなんと18,000SqFt。しかも居住者が自由に使えるエンターテイメント・キッチンまで用意されているというこだわりようです。
ちょっと写真ではその広さが伝わりづらいんですが・・・芝生のいい香が吹き抜ける素敵なルーフガーデンです。

奥のほうに見えるのがコミュニティーガーデン。芝生はビルを取り囲むように広がっています。
ペントハウス部分を除き各階には4ユニットが入り、AラインとBラインはマンハッタンビュー。総世帯数は41ユニットという贅沢なつくりで、12階トップフロアから360度パノラマビューは・・・言葉が出ないほどドラマチックな景色です。
インテリア及びアプライアンスは全てトップラインで揃えられており、デザイン自体は非常にモダンですが、ブラックやブラウンを基調とした重厚&高級感のある仕上がりになっています。
価格は500K後半から最上階のペントハウスは2.4Mまで。中心の価格帯は2ベッド2バスの1M前後となります。
モデルユニット以外は全く完成しておらず、現在建築中な分けですが、まさに間取りや写真だけでは伝わらない物件の典型なんですが、不動産価値としてのロケーションはさることながら、ビル自体のもつ魅力の重要性が大きくなっているNYCの不動産マーケットを考えれば、既にいくつものユニットが成約済みという状況もうなずけます。
オープンハウスなどは行われませんが見学は可能ですので、ご興味がある方はお気軽にご連絡ください!