2012.4.3

売却時に食器洗浄器は必須。

風が強い一日でした。このところの寒暖差には本当に参りますがもう直ぐプロスペクトパークで子供たちのためのお花見プレイデートを開催する予定ですので、何とかそれまでには天気が安定して欲しいものです。

さて、ホームオーナーの方に質問です。ご自宅のキッチンにDishwasher(食器洗浄器)は付いていますか?

最近だとレンタルの物件でも食器洗浄器が付いているキッチンをよく見かけますが、こちらはつい先日のニューヨークタイムズの記事。

Dishwasher がキッチンについているということは、今のニューヨーカーにとってのスタンダード。物件を販売するときにキッチンにDishwasher がついていないと大きなマイナスになるという話しです。

Give the Sink a Break

物件を販売する際、物件価値を高めるための修繕や簡単なリノベーションを行うのはよくあることですがDishwasher のインストールはその筆頭です。

記事にもありますが、洗濯機・乾燥機やガーベージディスポーサーは、コンドやコープビルディングの場合、ユニット内に設置することを禁じているビルディングが多くあります。

これに対しDishwasherは多くの場合設置可能です。

ただし注意したいのは、記事中にはその設置にたいして$500ドルの投資と書かれている費用。

これは最も安いDishwasher の本体価格のみの費用であり、実際には必要に応じた配管の変更、キッチンキャビネットの部分解体を含めた人件費、またコンセントを設置するための電気工事代などもかかりますので$1000ドル弱を考えておいたほうがよいと思います。

そんなに設置するのが簡単だったら物件を購入した人が自分で設置すればいいのでは?という声も聞こえてきそうですが、残念ながら物件を購入しようと思っている人の多くは、そこに「Dishwasherがない」をいう事実をその物件のマイナス要因としてカウントするのみで、「自分でつけることができる」とは考えないものです。

このほかにも物件販売時に「小さな投資で大きなリターン」を得る方法はいくつかありますが、Dishwasherはその典型。また記事中にもあるように、使い始めると本当に便利ですので、ぜひ物件売却直前ではなく、今のうちからインストールしておきたいものです。