2013年はニューヨーク不動産にとって変化の年。
明けましておめでとうございます。本年も昨年同様、何卒よろしくお願い申し上げます。
今年は不動産だけにとどまらず、色々な分野でニューヨーク、ブルックリンを知っていただける記事を、数多くお届けする予定です。
不動産をお探しの方や売却をご検討の方はもちろん、いつかはマイホームとお考えの方、またニューヨークやブルックリンのことをもっと知りたいという方にもお楽しみいただけるよう、今年も頑張りますのでご期待ください。
さて、新年を迎えたニューヨークは寒さが一段と厳しくなっていますが、ビジネスも学校も1月2日からスタートしており、不動産マーケットも季節変動はあるものの、オープンハウスやショーイングは既にスタートしています。
そして個人的には今年はニューヨークの不動産マーケットにとって色々な意味で変化の年になるのではないかと感じています。
特に昨年末に不動産マーケット復調の兆しが全米平均にも表れたことは、これまで足踏みをしていた多くの売主・買主の背中を押す材料であり、売り物件の枯渇感は物件価格をさらに押し上げることになりそうです。
これに加え在庫不足による価格上昇圧力を強く意識し始めている売り手(セラー)が今年どのように動くかはマーケット全体のキーといえます。
また買い手(バイヤー)から見た場合、ますます売り手市場化するマーケットに対してどう対応するのか、難しい判断を迫られる場面が多くなりそうです。
マーケット自体の動向をリアルタイムで把握することはもとより、物件情報をどう読み取り解釈していくのか、また売り手サイドとの駆け引きもこれまで以上にデリケートな対応が求められます。
ということで昨年同様、ニューヨーク&ブルックリンの不動産に関するご相談はいつでもお気軽にご連絡ください。
ニューヨーク最大手の不動産会社である弊社のネットワークを最大限に活用し、ご購入・ご売却はもちろん、投資や買い替え、テナントさん探しまで、丁寧にお手伝いさせていただきます(宣伝!)。
最後に年末・年始にかけての不動産関連トピックを挙げてみましたのでご参照ください。それでは本年もよろしくお願いいたします(ちなみに冒頭の写真はNY Timesをめくりながらクロワッサン&ミルクの朝食をとるうちの娘。マンハッタン生まれブルックリン育ちの彼女は今年6歳になります)。
Are first-time homebuyers missing the sweet spot?
やはりマイホーム購入がアメリカンドリームであることはアメリカの若者達の間でも変わらないようです。住宅価格が底をついたとされる今、買えないのなら無理しなくてもよいとの話ですが・・・もしかしたらニューヨークはこの記事には当てはまらないかもしれません。
Home Prices Hit a Milestone
ニューヨークの住宅不動産価格の経年変化は他の米国都市とはかなり異なる動きですが、マーケット復調の兆しが数字になって表れています。
‘Fiscal Cliff’ Deal Favors Housing Recovery
「財政の崖」は何とか回避される見込みですが、住宅不動産マーケットに直接影響を及ぼすとされていた二つの減税政策が継続される方向でまとまりました。
2013 Brought New Tax for Some Real-Estate Investors
高額所得者の賃料収入に対する課税、Medicare taxがスタートします。
Tower on the rise in Greenpoint
ウィリアムズバーグとロングアイランドシティーの間に位置しながら大型開発の出遅れ感があったグリーンポイントがいよいよ変わります。