自分のクレジットスコアを確認しよう!
ニューヨークの春は最も不動産マーケットが活発になる季節です。買いたい人、売りたい人、借りたい人、貸したい人・・・特に今年の冬は長かったせいもあり、一斉に動き出している感があります。
さて今日はクレジットスコアのお話です。
クレジットスコアとは、米国のクレジットカードを使うことで記録されるクレジットヒストリーを元に算出されたスコアであり、お金の利用に関する個人の信用度をあらわす指標です。
ごく単純に言えば、このスコアが低いと、様々な場面でローンを組む際にその金利が高くなる、もしくは組むことが出来なくなります。逆にスコアが高ければ高いほど、低い金利でのローンの利用が可能というわけです。
モーゲージや車のローンでは、わずかな金利の差が大きな金額となって跳ね返ってきますので非常に重要ですし、レンタルアパートメントを借りる際の審査にもクレジットスコアは重要な要素として使用されます。
またコープを購入する際には特に重要となってきますので注意が必要です。
不動産売買において利用されるのは、TransUnion®、Experian、Equifax®という3つのクレジットビューローから発行された、FICO SCOREと呼ばれるスコアです。
世の中にはクレジットスコアと呼ばれるものが数多く出回っています(算出アルゴリズムには50種類以上あります)が、金融機関が使用するのはこのFICO Score であり、他のスコア(一般的にFICOより高い数字になりやすい)は意味がありませんので注意が必要です。
ちなみにFICO Scoreの最低は300で最高は850になります。
モーゲージ(住宅ローン)で考えた場合、出来るだけ低い金利で借りたいという場合には、スコアは740以上(3ビューローのスコアの平均)が必要であり、スコアがそれ以下の場合、20点ごとに金利が上がっていき、620を下回るとローンを組むのがかなり難しくなります。
ご自身のスコア気になりますよね?
自分自身のクレジットレポート(3ビューローからのFICO SCORE)は以下のサイトから購入することが可能です。
http://www.myfico.com/
ちなみに「クレジットカードのスコアをチェックするとスコアが下がる」という話しを聞いたことがあるかもしれませんが、自分が自分のスコアを確認する場合にはこの限りではありません。
ただし、年間の確認(Inquiry)が6回を超えると、それが自分自身の確認であるかないかにかかわらず、スコアに影響が出てしまいますので、定期的に確認したい方でも年に1回程度がオススメです。
もしマイホーム購入を考えているのに自分自身のスコアが低かったら・・・。
クレジットスコアを改善する方法や特別なローンもありますので是非あきらめずにご連絡ください。