2017.1.31
春に向けてのリノベーション:Bathtub Reglazing
今日は昼前から雪となったニューヨークですが明日の通勤・通学には影響は出なそうです。
さて春になる前のこの時期はリノベーションの季節でもあります。特に大家さんにとっては、春から貸し出すことを想定してユニットのリノベーションを進めるのにベストな時期です。
以前ディッシュウォッシャーを入れることが賃貸アパートの価値を上げるという話しを書きましたが、キッチンだけではなくバスルームもテナントが物件を決める際の大きな要因の一つです。
バスルームのリノベーションにはタイルの張替えや新しいバニティやトイレ、シャワーシステムのリニューアルなど、様々なことが考えられますが、比較的低コストで効果があるのがバスタブのリグレイジング、つまり塗り替えです。
水色や薄い黄色などの色が付いた古いタイプのバスタブや、煤けていたり、錆が浮いたようなタブは、それだけでテナントの気持ちを萎えさせます。逆に綺麗で清潔感のあるバスタブは、そのことでレントを上げられるまでの力はありませんがユニット全体の印象を確実によくします。
ただバスタブそのものを取り替えるとなると時間もコストもかかります。そこで現在あるパスタブを美しく塗り替えるというわけです。
作業時間はバスタブの素材や大きさ、コンディションにもよりますが、クリーニングを行い、タブの表面をスムーズにし、マスキングを行ったうえで塗装を行い、通常2時間程度で塗り替えは完了します。また仕上がり後は24時間程度で使用可能になります。
Reglazingの処理が終わった後のバスタブは、まるで新品のタブを購入したかのように生まれ変わりますのでお勧めです。