まだまだ変わるアトランティックヤード。
いよいよ4月も半ば。公立校は春休みに入り、バケーションをとっている家族も多く、街も少し静かな感じがします。
朝はいつもキャロルガーデンにある学校に子供を連れて行くのが日課なんですが、今日から10日間ほどはパークスロープで開催されているスプリングキャンプに連れて行く予定です。
さて上の写真、ブルックリンに住んでいる方でも一瞬気がつかないのではないでしょうか?ネッツスタジアム、つまりバークレーセンターの計画写真です。
バスケットボールチーム、ブルックリンネッツのホームスタジアムであり、コンサート、サーカス、スケートショーなど、あらゆるエンターテイメントを提供し、昨年は世界で最も収益を上げた会場であるバークレーセンターは、ブルックリンネッツのホームスタジアムであり、地理的にも、ボーラムヒル、パークスロープ、フォートグリーン、プロスペクトハイツなどのエリアに囲まれブルックリンの中心に位置しています。
写真は、そのスタジアムの天井がグリーンになるという計画のレンダリング。エキサイティングですね!
記事元と写真はウォールストリートジャーナルからで、記事によると当初あきらめていたグリーンルーフの計画ですが、ネッツスタジアムを含めたアトランティックヤード開発にあわせて復活するようで、15棟、6400ユニットの住宅が建てられるスタジアム周辺の住宅環境に対して、緑と同時にスタジアム内からの音を低減させる防音効果もあるということです。
まだ実現にはいくつかハードルはありそうですが、こういった試みは是非実現させて欲しいと思います。
ブルックリンに増えるルーフトップファーム(Gagle Street Rooftop Farm, Wholefoods Market, Brooklyn Garage Farm)や、パッシブハウスとしての住宅開発など、次々と生まれる新しく興味深い取り組みが、点から線へ、線から面へとこれからのブルックリンの方向性を形作っていている気がします。